国語辞典によると、けん玉は「おもちゃの一つ。穴のあいた玉をひもでつり下げて、それをそれぞれの大きさの異なる、胴体3か所へのへこみに載せたり、とがった柄の先に入れたりして遊ぶ。」と定義付けられてます。
けん玉は日本発祥の昔遊びであると思われがちですが、日本のけん玉に似た遊び道具は、世界中に古くからありました。
例えば、アメリカ北西部などの先住民族には「アヤガック」と呼ばれるものがあったりします。しかしながら、これは子どもの遊び道具でなく、呪術の道具であったと記されています。
形は違えど、世界中にこのような道具が親しまれてきたことが伺えます。
長い年月を経て、後述する日本独自の「日月ボール」として、日本で子どもの遊びとして進化を遂げたけん玉ですが、2009年にアメリカ人が日本のけん玉のパフォーマンスをインターネットで配信することで、世界的に大きな影響を与えました。
近年では、その世界でのブームに乗って、日本でもけん玉ブームが加速的に再燃焼し、世界レベルでのけん玉大会が日本で開かれるようになっています。
【引用】
4.福武国語辞典/発行所:株式会社 福武書店/1989年初版
5.けん玉学 起源から技の種類・世界のけん玉まで/著者:窪田保/発行所:株式会社 今人社/2015年初版
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から